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デザインの時代

昨今、デザイン会社がまるごと買収されたり非デザイン会社がデザイナーの大量雇用を進めているのが話題になっている。

Appleがおそらくは発端になっているとおもうんだけど、企業を、事業をドライブしていくにはデザイン(あるいはデザイン思考)が極めて重要な経営戦略、資産になることがじわじわと浸透してきたことがここに来て一気に加速しているのだとおもう。

国内で言えばいわゆる東京五輪のロゴ問題によってデザインとデザイナーの信用が失墜(同業者からみたら失望だろうか)し、落胆と今後を憂く声が多かったなか瞬く間にここまで信用を復活しつつあるのはデザイナーとして歓迎したい状況ではある。

ただ、今の状況はやっと、ほんとうにようやくここまで来たという感覚でいる。

小学校でプログラミングを学ぶ機会ができつつあるように、デザインも同様に義務教育のなかにあってほしい。「デザイン」というものを意識的に捉えるようになってからずっと「そうであってほしい」とおもっていた。デザインに携わる分だけその気持ちは強くなっていく一方で今もそれは変わらない。

老舗のデザイン会社が買収され、デザイナーの大量雇用が行われる。ぜったいに失敗は許されない。企業にとって、事業にとって、社会にとって、デザイナーが果たすべき責任を明確に、確実に遂行していかなければいけない。いよいよふんばり時が来ている。